終活とは?
終活とは
「終末活動」または「終焉活動」の略です。
終活カウンセラー協会では、
『自分の終焉を見つめることにより
今をよりよく自分らしく生きるための活動』と説明されています。
やっぱりハッキリしませんね。しっかりとしたイメージを持つために、終活で行われる代表的な事柄を三つの項目に分けると下記のようになります。
自分のエンディングを考えること
お葬式のカタチや葬儀社を決める。または、その希望を家族に伝える、など。
将来、入院してしまった。または自分の意思が表せなくなった時のために、事前に終末医療の希望を家族に伝えたり、何かに(リビング・ウィル宣言書など)書き残したりする、など。
ものを引き継ぐこと
相続人になるであろう者に財産の分け方を伝える。または、死後に伝わるように、実現するように、準備をすること、など。
自分が動けなくなった時のために、持ち物の整理をする。自分がいなくなった後、家族が遺産整理に悩まないように、不要なものを処分しておく、など。
想いを引き継ぐこと
自分の人生を振り返り、想いを整理する。
家族や大切な人へ感謝や、自分の想いを伝える。
今までの人生や、これからの生き方は人それぞれで、価値観や心配事も人それぞれです。一言で終活と言っても、人によって「こうしたい!」という希望も違えば、必要なことも違います。明確に希望がある方は、それを実行に移しましょう。自分のペースで、一つずつ進めてみてはいかがでしょうか。ただ、「準備を始めるのは、いざとなってからでいいか。」と考えていると、手遅れになってしまうかもしれません。
終活は必要だと思っているが、自分に何をすればいいのかハッキリしない。という方は、まずは自分を振り返ってみてはいかがでしょうか?自分の今までを整理することによって、これから必要なこと、やりたいことが見えてきます。
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