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事務所開業について

 当サイトをご覧いただき、まことにありがとうございます。ふじまる行政書士事務所の新田賢治です。ここでは、私が行政書士事務所を開業することとした思いを書かせていただきます。


 私は愛知県の機械メーカーに勤めていました。部内グループのリーダーとして忙しく働いていましたが、そんな中、伯母が他界しました。その5日後、伯父が後を追うように他界しました。この夫婦には子供がいなかったため、私がその後の手続きを進めることになりました。


 私が最初にしたのは、伯母の遺影写真を探すことです。その頃、伯父は病院で危篤状態であったため、親族で伯父宅へ入って探さなければなりません。留守の家に勝手に上がるのには抵抗がありました。また、葬儀社の方から「お棺に何か思い出の品などを入れてあげたらどうですか?」との話もいただいていたので、親族数名と共にタンスの中まで探しました。迷いながらも数点を選びましたが、伯母が望むものであったかは分かりません。


 無事に伯母の葬儀も済ませた5日後、入院していた伯父が亡くなり、再度、遺影写真を取りに伯父宅へ。やはり留守宅に入る抵抗感はぬぐえません。

伯父の葬儀を済ませたところで、伯母の親族から相続はどうするかの問い合わせがありました。


 伯母は7人兄弟で、すでに亡くなっている方もおられ、代襲相続人も合わせて相続人14名という状態です。当時、サラリーマンだった私に14名(内初対面9名)と遺産分割協議を行い、平日の日中に預貯金、不動産の名義変更を行うのは不可能と判断して、行政書士の方に手続きを依頼しました。


 遺産についてはお任せできましたが、問題は空き家となった家をどうするかです。家の中には、伯父達が使っていた時計や着物など、何か所かに分けて大切そうにしまってありました。誰かにあげるつもりだったのでしょうか。今となっては知る術もないため、親族で数点の形見を分けて、後は処分をしました。最後に会った時の伯父は、病院のベッドで手も口も動かせず、何かを伝えようとしたのか、何度も私を見ていました。そんな想いを拾えないまま、がらんとなった伯父宅で無性に寂しくなりました。


 この経験から、生前の準備や、自分の想いを残しておく大切さを実感。その大切さをお伝えしたいと考え、行政書士事務所を開業しました。みなさまがご自分の今後を考える時、人それぞれに「想い」があると思います。わたしはその想いに寄り添います。一緒により良いカタチを見つけましょう。


ふじまる行政書士事務所

新田 賢治


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